3月10日の満月夜詣り参拝は新型コロナウイルスの影響により一般のご参列は中止とし、神職だけで執り行ないました。午後から雨が降り出して、空は分厚い真っ黒な雲に覆われて、強く寒い雨降る中でのさみしい夜詣り参拝でした。祝詞ではコロナウイルスの早期の収束も併せて祈願いたしました。終了後、雨は止み、流れる雲の切れ間から満月がひょっこり顔を見せてくれました。その後も雲はどんどん流れていき、空には満月だけが堂々と輝いていました。心のどこかで引っかかっていたもやもやしたものが吹き飛んで、感謝の念と強い力がこみ上げてきたのでした。