端午の節句は菖蒲を使って行事をするため、「菖蒲の節句」ともいわれます。菖蒲の葉は香りが強く薬草としての働きや葉の形が剣に似ていることから災いや病気をもたらす邪悪なものを祓う力があるとされてきました。
当社ではコロナ禍 疫病退散の願いを込めて、令和2年から葛飾区名産の菖蒲を使って「軒菖蒲」を設置しており今年で4年目を迎えます。
現在でも菖蒲を使って銭湯やご家庭では健康や無病息災を祈って菖蒲湯に浸かることが行なわれています。軒や門に菖蒲を刺して置く軒菖蒲の風習も残っています。軒菖蒲をくぐって、熊野さまにお祈りください。