11月8日は満月で、今回は「皆既月食」と重なりました。皆既月食は月が地球の影に完全に隠れて、赤黒く変色した満月が見られるという天体現象です。日本全国で皆既月食が見られるのは昨年の5月26日以来で、次回の皆既月食は3年後の9月8日とのことです。
今回の皆既月食は天王星食も同時に見られるそうで、皆既月食と惑星食が同時に見られるのは1580年7月26日以来、実に442年ぶりなんだとか。惑星食は月が惑星の手前を横切るため、月によって惑星が隠される現象をいいます。
皆既月食と惑星食が同時に見られるのは極めて珍しく、次回は2344年7月の土星食ということで、322年後になります。生涯で見られること自体が稀なことです。
ちなみに皆既月食は18時9分頃から月が欠け始め、19時16分頃に皆既月食になり、20時42分頃まで86分続き、21時49分には部分食が終わります。また、天王星食の時間は20時41分頃から21時22分頃になるそうです。8日の夜はレアな天体ショーをご覧ください。当社にお越しの際は暖かい服装でお越しください。