一粒のモミが万倍にも実る稲穂のように、飛躍的に増えるという「一粒万倍日」に『一粒万倍神札』を3月1日の一粒万倍日より頒布しております。当社を勧請した安倍晴明公のお導き、熊野さまの恩頼をいただかれますようご祈念申し上げます。
『一粒万倍神札』は日本有数の和紙の産地 福井県越前市ですかれた「手すき和紙」を使用し、ひとつひとつ版を押す手間暇かけて印刷する「活版印刷」という特殊な印刷方法で奉製しております。良縁や人と人を結びつける、お祝い事には欠かせない水引の「梅結び」を中央に配した、たくさんの人の思いが込められたお神札です。
一粒万倍神札は、独特の風合いと気品ある越前手すき和紙を墨、青金、朱の3色を1版ずつ和紙に重ねて刷っています。手すき和紙は人の手ですくため厚さが均一ではなく、印刷も1枚1枚手作業で刷り、職人が時間をかけて丁寧に奉製されています。印刷のズレやムラ、凹みやインキのにじみがあり、同じものがひとつとしてないのが魅力です。複雑な結び方の水引の梅結びは魔を除けて、様々な良いご縁と固く結ばれ、厳しい冬を乗り越えて鮮やかな花を咲かせる梅の力強さがあります。
たくさんの思いが込められた、伝統的な活版印刷と越前手すき和紙で奉製された『一粒万倍神札』は一粒万倍日に頒布いたします。初穂料は1,500円です。ぜひ温もりある手触りと美しさに触れていただき、お受けください。
3月の一粒万倍日は、9日(木)、16日(木)、21日(火 春分の日)、28日(火)です。皆様のお詣りをお待ちしております。