6月5日付のお知らせに「飛べないカラスのガーコちゃん」という記事でガーコを紹介しました。たくさんの方にご覧いただいたようで、愛嬌あるガーコをひと目見ようと、みなさんお詣りに来ていただきました。
手水舎、浅間社、社殿前、夫婦楠の辺りがガーコの行動範囲で、ぴょんぴょん飛び跳ねて愛嬌を振りまいていました。人間にも慣れて、カメラを向けるとポーズを作ってみたり、くっついてきたり。ガーコは当社のアイドルのような存在でした。
6月24日の早朝、横たわって動かないガーコを見つけました。親ガラスが甲高くけたたましく鳴いて、ガーコの上をグルグル、行ったり来たり、せわしなく飛んで、私に知らせているようでした。前日は冷たい雨が降り続き、弱ってしまったのでしょうか。ガーコはぐっしょり濡れていました。
5月23日にクスノキから落っこちてから、たった一か月。たった一か月でしたが、ずいぶんいたような気もします。
私も、私の家族も、熊野幼稚園の子どもたちも、ご参拝のみなさんも、みんな悲しんでいます。
ガーコが5月23日になぜ当社に現れたのか。
私にはなんだか、わかるような気がします。たぶん、わかります。
くわしいお話は音声プラットフォーム Voicyの当社のチャンネル『熊野神社シンおはらいラジオ』7月7日の放送でお話しさせていただきます。Voicy(ボイシー)とは無料で聴けるラジオです。Voicyのアプリをインストールいただき、『熊野神社シンおはらいラジオ』と検索していただければ、すぐに聴くことができます。『熊野神社シンおはらいラジオ』は毎日、朝8時30分に上げています。ご興味のある方は過去の放送も聴けますので、よろしければ聴いてみてください。
ガーコ、よく来てくれましたね
さよなら、ガーコ